
企画の背景
10年近く在籍した社員の退職・独立にあたり、記念になることをして、盛大に送り出してあげたいという思いから、新聞広を活用した記念広告を思いつきました。
準備
退職記念の写真を残しておきましょう。ということで写真撮影を実施。
HPやブログ、その他広報で使ってもよいですか?ということで本人から掲載の承諾を得る。
デジタルマーケティング広告会社であるため、敢えてネット媒体でなく、紙媒体で挑戦することに面白さがあるのでは?ということで、新聞広告への掲載を決めました。原稿は社内で皆の意見を取り入れ、新聞社様に助言をいただきながら、作り上げていきました
新聞社としても過去に、退職する社員に向けた一個人へのお礼広告などの実績が無いため、広告審査はいつも以上に慎重に行われました。
掲載
掲載日は対象者様の最終出社日。
対象者様は新聞を購読しておりませんでした。しかし、朝早くから、様々なところからご本人や奥様に『新聞見たよ!』という連絡が入ったとのこと。
出社前に新聞を購入し、自身が掲載されている広告を見ました。
出社後は照れくさそうに『ありがとうございます。』と、お礼を伝えにきてくださいました。
その後、企画した会社に対して、想像していないことが起きました。
様々な広告媒体社から『面白い企画をやりますね!』と称賛の声をいただいたり、ほとんど接点の無い経営者様にSNSで取り上げていただいたり、社員のご家族が掲載された新聞を勤務先で配布したりとこちらが想像していないことが起きました。
この新聞広告がきっかけで記念広告を掲載した会社に興味関心を持ち、実際に入社し、今でも活躍している人もいます
面白いからやってみよう!という新聞広告でしたが、そのインパクトと影響力の大きさに驚きと面白さを感じました。
何より、一生に一度の特別なお祝いが誰にでもできる!ということに大きな魅力を感じました。
補足 夢の記念日
この取り組みがきっかけとなり、『夢の記念日』を立ち上げました。
「日本中に一生に一度の感動体験を届けていきたい!」という強い想いが原動力となり、協力会社様に相談を重ねた結果、日本中の新聞社様の賛同をいただけるようになりました。日本初の【新聞広告を活用した個人への承認広告】をWEBを通じて提供するサービスとして、『夢の記念日』はスタートしました。